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kidschamは、北九州で子育て奮闘中のママ2人が立ち上げた、子育て応援サイトです。
コミュニケーション力とは?
みなさんは「コミュニケーション力がある」というのはどんな子を思い浮かべますか?
・知らない人とでもすぐ打ち解けられる子
・上手に話せる子
・みんなと仲の良い、人気のある子
こんなイメージを抱いている方が多いのではないでしょうか?
でも、口数が少なくても相手の意見を聞き入れることができ、自分の意見も伝えることが出来たらそれはコミュニケーション力があると言えますよね。
コミュニケーション力があると一言で言っても、色んなパターンがあるのです。
ただ一つ私が思うのは、コミュニケーション力とは【双方向】でないといけないと思います。
「相手の意図を理解し、自分の意見もしっかり伝える」これがコミュニケーション力だと思うのです。
近年増えているコミュニケーションが取れない子どもについて
ただ最近では、そのコミュニケーション力がない子供が増えてきているのを知っていますか?
・言葉が出てこない
・お友達とコミュニケーションが取れない
・自分の考えを言葉にすることが苦手
・表情が乏しい
このような子ども達が増えているのです。これは専門家によると「新しい言葉遅れ」として、生活環境に問題があると言われています。
具体的にどんな事?
・ありがとう。ごめんね。など挨拶ができない。
・相手の気持ちが理解できず、思い通りにいかないと暴力的になってしまう。
・思っていることを、上手に言葉にできない。
・子どもの輪に入っていけない。馴染めない。
その原因とは?
一番の原因はテレビや携帯だと言われています。
現代では、テレビや携帯が生まれた時から身近にあり、テレビからの一方的な情報が常に子供の耳に入るからです。
子どもへの語りがけをせず、子どもからの働きかけにも応じず、テレビや携帯を見せていると一方的な情報だけが耳に入り、言葉が出てこない子どもに育ってしまうという事なのです。
心の成長に優秀な教材は必要ない
専門家によると、子どもの心の教育に「テレビ・携帯・フラッシュカード・DVD・CD」などの一方的な情報は意味がないと言われています。
更にテレビや携帯など非日常的な内容ばかり見ていて実体験に乏しくなると、聞きなれない音に敏感になったり、極端な偏食や場所見知りをしたり、五感の発達に影響が出てしまうというのです。
予防のために親ができること
もちろん、運動機能や学力、生活習慣に問題がなく普通の生活を送るためにはテレビやパソコンなども有効ですが、心の成長という部分で言うと親が子供とコミュニケーションを図る時間を作って、日常的に予防していくしかありません。
そして、大人だけでなくたくさんの子どもと関わらせてあげることで、子ども同士のコミュニケーション力も自然とついてきます。
公園はたくさんの子どもと触れ合うことが出来る
公園は誰でも利用することができ、年齢も様々な子どもがいますよね。
普段出会うことのない子ども同士で一緒の空間で遊ぶことで自然とコミュニケーションをとる機会もあると思います。
子ども同士だったら会話もできる・同世代だったら一緒に遊ぶことが出来るなど、心の成長にも公園は最高の場だと言われています。
キッズチャムホームページでは、北九州市内の公園情報を地区ごとに検索できるようになっております。
コロナ禍になり、子ども同士のふれあいの場が限られてきていますが、【譲り合い】【共に遊ぶ】【知らないお友達でも会話を交わす】そんな機会を私たち親が作ってあげましょう。