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北九州市のパパママ達のための地域密着型育児情報をお届け!

こんにちは!キッズチャムです。

最近、全国的にとても地震が多いですよね。北九州市に影響のある地震では、南海トラフの巨大地震が懸念されています。国の検討会(南海トラフの巨大地震モデル検討会(内閣府))が取りまとめた報告では、最大でマグニチュード9.1の地震により、市内で最大で震度5弱から5強の揺れが想定されています。

皆さんは防災について何か準備や取り組みはしていますか?

まずは具体的に北九州にどのような津波の可能性があるのか調べてみました。

結論、ショッキングな結果でした。やはり子どもと家族を守るために必要最低限の対策と知識は必要であると改めて感じました。

今回の記事は全員に最後まで見て頂きたいです。正しく恐れて正しく対策をする。みんなで学んでいきましょう。

津波は壁となってやってくる

津波の記憶に新しいのは東日本大震災。

津波はいわゆる、『サブーン』と海水浴に行った時の波のようにくるのではありません。

水の壁を作り『ドドドドドド』と押し寄せ全てを飲み込むのです。

東日本大震災の津波の様子を参考までに紹介します。

かなりショッキングな映像です。苦手な方はスルーしてください。

時間がない方は3分あたりからご覧ください。

怖いですよね。鳥肌が立ちます。

絵で説明するとこんな感じです。

このような津波が来たらあなたは子どもや家族を連れ、どうしますか?

北九州市も海に面しています。津波が来る可能性は十分にあるのです。

北九州近郊には沢山の活断層がある

これは北九州市役所のHPに記載されていた図です。北九州市には、小倉東断層と福智山断層帯が通っています。

ちなみに活断層とは、数千年の間に動いた形跡があり、今後も動く可能性のある断層のことをいいます。

北九州には2.6mの津波が22分でやってくる

実際に日本海側が震源の地震が起きた際、北九州市にはどのような影響が出るのでしょうか。

国の有識者検討会で発表された内容です。シミュレーションができたのでやってみました。

2.6mの地震が最短22分でやってくるのです。地震が始まってからわずか22分で何ができますか。

参考:気象庁防災情報x

考えただけでも怖いですよね。

他にも南海トラフを想定したシミュレーションでは、

門司区を調べてみるとなんと4mの津波の可能性が。

実際に皆さんのご家庭に市から送付された「防災ガイドブック」にも

これだけ明確に記載されています。

ちなみに津波1mって、

これのちょっと大きいくらい?と思っている方はいませんか?

ちょうど1mの津波の実験動画があったので見て下さい。音量注意です。でもぜひ音ありでみて頂きたい。

1mでこの威力…この3〜4倍のパワーの波が押し寄せてくるとは。

怖いくらい静かにやってきて打ち寄せた時の衝撃。たったこれくらいの海面変動なのにすごいパワーですよね。

でも怖がるだけでは意味がありません。

皆さんの自宅が海抜何mか調べることで、安全なのかどこに避難が必要なのか判断の材料にして頂きたいです。

あなたの家は海抜何m?実際に調べてみよう

海抜とは近隣の海水面から測った陸地の高さのことです。

海抜を知ることで、避難する際の参考になります。

特定地点の海抜を知るにはマピオン地理院地図・ Flood Map等あります。

私的には、地理院地図が街中で見かける海抜案内板と一致している場合が多いので、正確に調べたい方はこちらがおすすめです。

では早速調べてみましょう!

①画面左上の検索窓に調べたい住所を入れて検索

②画面中心に+マークが出るので、細かく調べたい位置に合わせる

③左下に小さく海抜●mと表示される

どうでしたか?実家や親戚、避難予定場所、子どもの園や学校、職場も調べておきましょう。

まとめ

備えあれば憂いなしですよね!まずは知ることから始めましょう。

重要バリバリcheck

・北九州市には2.6mの津波が22分でやってくる可能性がある

・南海トラフ巨大地震では北九州市に3m超の津波の可能性も

・海抜を知ることにより、リスクを知ろう!地理院地図で簡単に調べられる

何ごともまずは一歩から。次回の防災編では、避難準備や備蓄、南海トラフ地震について知識を深めていこうと思います。


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